
上記のような質問にお答えします。

本記事の内容
- オーディオブックとは?
- オーディオブックのメリット8つ
- オーディオブックのデメリット5つ
- オーディオブックのおすすめ本10冊
- オーディオブックを無料で聴く方法
この記事を読むことで、オーディオブックのメリットとデメリットが分かります。デメリットについては解決方法も提案しています。オーディオブックのおすすめ本も紹介、百聞は一聴にしかず、ぜひお試し下さい。
結論から言うと、以下の通りです。
オーディオブックとは
プロのナレーターが本の内容を読み上げるサービス。ラジオ感覚で、本の内容が耳からスラスラと頭に入ってきます。スマホとイヤホンがあれば、移動中や家事をしながらでも本を聴くことができます。
で、メリットとデメリットの結論は、以下の通り。
オーディオブックのメリット8つ
- メリット①:スキマ時間を有効活用できる
- メリット②:読書しても目が疲れない
- メリット③:読書のハードルが下がる
- メリット④:3倍速で読書効率がアップする
- メリット⑤:速聴で脳が活性化される
- メリット⑥:かさばらないので持ち運びに便利
- メリット⑦:アプリ操作でサクサク聴ける
- メリット⑧:おトクに購入できる場合がある

オーディオブックのデメリット5つ
- デメリット①:「飛ばし読み」ができない
- デメリット②:「ふせん」が貼れない・「メモ」を書き込めない
- デメリット③:コンテンツ数が少ない
- デメリット④:文字の方が理解しやすい本がある
- デメリット⑤:「紙の本」よりも1冊あたりの書籍代が高い(と感じる)

そんなオーディオブックですが、おすすめオーディオブックアプリは、Audibleとaudiobook.jpの2択で決まり。
初めてオーディオブックを利用する場合、Audibleかaudiobook.jpのどちらかで間違いないです。
国内最大級のサービス、2社のどちらも無料体験サービスがあるので、ぜひお試し下さい。無料でサクッとオーディオブックのメリットが体験できます。
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オーディオブックとは
オーディオブックを一言でいうと…
音声書籍、本の朗読を聴くサービス。
本の朗読は声優や俳優などプロのナレーターが行っています。
読書好きはもちろん、本を読むのが苦手な人でもオーディオブックならラジオを聴くような感覚でサクサクと読書がたのしめます。私は主に電車通勤をしながらイヤホンでいろいろなオーディオブック作品を聴いています。
いわゆる、ながら読書。
話題のビジネス書から古典文学まで、つり革広告や車窓の景色を眺めつつ本の世界にひたってます。
通勤中にあたらしいアイデアがひらめいたり、自分の思わぬ感情に気付いたりします。うっかり物語の世界に聴き入ってしまおうものなら、車内で涙腺が崩壊しそうになることさえも。良い本は聴いても感動します。

オーディオブックは「ながら読書」ができるので、読書効率がケタちがいにアップします。
通勤や家事などのスキマ時間が読書時間に変わります。仕事や子育て、毎日忙しい人でもオーディオブックを使いこなせば、たくさんの本が読めます。もちろん、本の内容は音声でもしっかりと理解できますよ。
それでは、オーディオブックのメリットとデメリットをくわしくみていきましょう。
オーディオブックのメリット8つ
オーディオブックのメリット8つ
- メリット①:スキマ時間を有効活用できる
- メリット②:読書しても目が疲れない
- メリット③:読書のハードルが下がる
- メリット④:3倍速で読書効率がアップする
- メリット⑤:速聴で脳が活性化される
- メリット⑥:かさばらないので持ち運びに便利
- メリット⑦:アプリ操作でサクサク聴ける
- メリット⑧:おトクに購入できる場合がある
ひとつずつ見ていきます。
メリット①:スキマ時間を有効活用できる
忙しい人でも意外と耳は空いています。
オーディオブックは「聴きながら」作業できるので、すべての「スキマ時間」を読書タイムに変えられます。
私は主にオーディオブックを通勤中に聴いています。通勤にかかる時間は往復1時間30分なので、だいたい3日に1冊のペースで本を聴いています。
そのほか、洗濯物や料理などの家事をしているとき、散歩などの移動中にもオーディオブックを活用しています。寝る前に聴く場合、スリープタイマーをセットしてリッラクスしながら眠りにつきます。
スキマ時間、けっこうあります。
私の1ヶ月の読書量
・オーディオブックなし:月5冊(紙の本や電子書籍)
・オーディオブックあり:月5冊(紙の本や電子書籍)+10冊(オーディオブック)
オーディオブックで読書の常識が変わります。
メリット②:読書をしても目が疲れない
耳を使う読書なので目が疲れません。
「紙の本」や「電子書籍」は、やはり目が疲れます。目が疲れて文字が見にくいと「ネコ背」になるので首や肩がこりやすくなります。
一方、オーディオブックの場合、スピーカーやイヤホンがあれば目を閉じたままラクな姿勢で本が楽しめます。
私もですが、本好きほど目が疲れやすい。ふだん私はメガネをかけているのでオーディオブックは開放的です。
オーディオブックで目にやさしい読書を。
メリット③:読書のハードルが下がる
読書は「目で読む」より「耳で聴く」方が圧倒的にラクです。オーディオブックで読書のハードルが下がります。
「活字を読むのはちょっと…」
という読書が苦手な人こそ、オーディオブックはおすすめです。オーディオブックなら、ラジオを聴くような感覚で本の内容が自動的にインプットされます。
聴き始めるとテンポにのって一気に最後まで楽しめますよ。
ふだん本を読まない人ほど、オーディオブックで読書習慣をスタートしてみませんか。
メリット④:3倍速で読書効率がアップする
オーディオブックはナレーターの読み上げ速度が調整できます。
国内大手2社だと…
・Audible(0.5〜3.5倍速)
・audiobook.jp(0.5〜4.0倍速)
という感じです。
もちろん、倍速モードで内容は聴き取れます。また、通常スピードやスロー再生でゆっくりと聴くこともできます。
私はオーディオブックを2〜3倍速で聴いています。聴き始めたころは通常スピードでしたが倍速にしてもすぐに慣れます。
1冊6時間のオーディオブックも、倍速モードなら1冊2〜3時間で完読できます。おかげで、通勤時間内に無理なく何冊も本を読むことができるようになりました。
人生の時間をトクした気分ですね。
メリット⑤:速聴で脳が活性化される
速聴で頭の回転が速くなります。
脳科学研究で、速聴は脳を活性化することがわかっています。
音声データの脳内ルート
①耳からの音声データは聴覚神経を通って側頭葉へ。
②側頭葉の音声データにチェックが入って前頭葉へ。
③前頭葉の音声データにチェックが入って意味を理解。
脳機能のメモ
・側頭葉:聴覚をつかさどる部分で、いわゆる音声情報の入口。側頭葉ではどのような音声情報が運ばれたのかがチェックされます。
・前頭葉:論理的思考やイマジネーションなど「人間らしさ」をつかさどる部分。前頭葉が発達している人ほど頭が良い、とされる理由はこの部分が判断力や思考力を担っているからですね。
なので、速聴すると大量の音声データが一気に前頭葉へ運ばれます。
つまり、オーディオブックを聴くだけで前頭葉がフル稼働して高スペックの脳ミソにアップグレードされる、という仕組みですね。
私自身、速聴に慣れることで他人の話が聴き取りやすくなりました。書籍の論理的な文章を速聴すると話し方や考え方を整理する良いトレーニングにもなります。
速聴で「脳トレ」と「知識アップ」の一石二鳥です。
メリット⑥:かさばらないので持ち運びに便利
オーディオブック読書に必要なのは、スマホとイヤホンだけ。かなりの情報量をとても身軽に持ち運べます。
紙の本は地味に重く、かさばるのでポケットには収まりません。実際、文庫本よりスマホの方が軽いです。
※上写真:文庫本は『銃・病原菌・鉄(上)』、スマホはiPhone8(ケース込み)
一方のオーディオブックは、スマホの中に本棚が入っているようなもの。しかも、かさばらないので、持ち運びに便利です。
メリット⑦:アプリ操作でサクサク聴ける
オーディオブックのアプリ操作はカンタンです。
「本のタイトル」「目次の選択」「読み上げ速度の調整」など…。すべて、スマホ画面をタップするだけ。
私の利用しているAudibleとaudiobook.jpはとてもシンプルで、直感的に使えます。
ふだんスマホでLINEアプリや音楽アプリを使っている人なら大丈夫。カンタンに使いこなせますよ。
メリット⑧:おトクに購入できる場合がある
オーディオブックの方が「紙の本」より安く購入できる場合があります。
特にキャンペーン期間中はオーディオブックのセール販売があるので狙い目。
キャンペーンは不定期ですが、Audibleとaudiobook.jpのどちらも無料体験できます。無料期間延長やオーディオブック作品の安売りセールを利用しましょう。
Amazon社のAudibleなら、無料体験でAudibl会員になることで、でオーディオブック作品が定価の30%OFFで本を購入できます。無料体験中は【聴き放題の対象作品】が聴き放題で楽しめます。
オトバンク社のaudiobook.jpなら、オーディオブック作品が最大定価の27%オフで購入できます。購入プランの金額に応じて独自ポイントが付与されます。
一般の本で、本がセール販売していないことを考えると、おトクですよね。
以上、オーディオブックのメリット8個でした。
オーディオブックのデメリット5つ(解決策あり)
オーディオブックのデメリット5つ
- デメリット①:「飛ばし読み」ができない
- デメリット②:「ふせん」が貼れない・「メモ」を書き込めない
- デメリット③:コンテンツ数が少ない
- デメリット④:文字の方が理解しやすい本がある
- デメリット⑤:「紙の本」よりも1冊あたりの書籍代が高い(と感じる)
ここからはオーディオブックのデメリットを解説します。
パッと見、デメリットもけっこうありますが…
安心して下さい。
それぞれのデメリット対策もご提案します。
デメリット①:「飛ばし読み」ができない
「飛ばし読み」とは
本の全体をおさえて自分の知りたい情報にだけサッと目を通す読書術です。最初から最後まで、本の内容をぜんぶ読まないので効率的にインプットができます。
読書の目的は、自分にとって必要な知識やアイデアを吸収することです。すべてのページを読む必要はありません。
オーディオブックの場合、本を最初のページから順番に読み上げるので基本的に「飛ばし読み」できません。

「飛ばし読み」ができない、というデメリットへの解決策は下記の通り。
デメリット①の【解決策】→目次をチェックする
- 自分の知りたい内容を決めておく。
- あらかじめ「目次」をチェックする。
- 自分の聴きたい「目次」をタップする。
自分の興味に合わせて事前に「目次」をチェックしておけば、オーディオブックでも「飛ばし読み」ができます。これは「紙の本」や「電子書籍」でも同じですね。
聴きながらちょっと退屈だな…と思えば、興味のある「目次」をタップしましょう。
デメリット②:ふせんが貼れない、メモを書き込めない
本のページにふせんを貼ったり、メモを書き込んでおくと読み返すときに便利ですよね。
しかし、オーディオブックの場合「紙の本」のように気軽にふせんを貼ったりメモを書き込むことができません。

オーディオブックにも、ふせんを貼ったり、メモを書き込む機能があります
・Audible → 「ブックマーク」「メモ」
・audiobook.jp → 「ふせん」
おっこれはいいフレーズだ、思った瞬間に「ブックマーク」や「ふせん」をタップすればOKです。タップした部分は自動的に記録され、あとから聴くことができます。
Audibleには、「メモ」機能もあるので便利。サクサクとメモを残していきましょう。一方、audiobokk.jpに「メモ」機能がありません。私の場合、ナレーションを一時停止しスクショします。そのスクショ画面をiPhoneのメモアプリに貼り付け、メモを残します。

Audibleの場合(ふせんを残す方法)
「お、この部分は勉強になる」と思ったときに「ブックマーク」をタップする
上記のような画面が表示される。
再生画面で上記の画像の[3点マーク〕をタップ。
すると、上記画像のような画面になるので[ブックマーク〕をタップ。
ブックマーク内の画面の説明です。左上の日時は、ブックマークをした日時。右上の時間は、再生箇所(本のページ)です。
メモの追加をタップ。
上記のような感じで、メモを残します。
続いては、audiobook.jpの場合。
audiobook.jpの場合(ふせんを残す方法)
「お、この部分は勉強になる」と思ったときに、画面下中央の「ふせん」のマークをタップ。
上記画面は、作品内のふせんリストです。時間は、再生箇所(本のページ)です。
audiobook.jpには、ふせんした場所に直接メモを残す機能がありません。そのため、個人的にはスマホ内のメモアプリに上記のような感じでメモを残すようにしています。

本質はわかるようにメモを残すこと。メモは、時間が経って読み返すときにかなり役立ちます。
デメリット②の【解決策】→ふせん機能を使う、メモを残す
- 【ふせん機能を使う】
- ▶︎Audibleの場合:「ブックマーク」をタップ
- ▶︎audiobook.jpの場合:「ふせん」をタップ
- 【メモを残す】
- ▶︎Audibleの場合:ブックマークの[…〕をタップ→メモを記入する
- ▶︎audiobook.jpの場合:「ふせん」をタップした画面をスクショ→スマホのメモ帳にスクショを貼って、メモを記入する。
「ふせん」の部分と「メモ帳」の感想を振り返ることで、自分にとって必要なアイデアや知識がさらに定借します。
デメリット③:コンテンツ数が少ない
オーディオブック作品は「紙の本」や「電子書籍」に比べるとコンテンツ数が少ないのが現状です。

一生のうちに読める本の数は限られています。たとえ世にあるすべての本が無料で読めても、すべてを読むのは不可能。
つまり、コンテンツ数よりも「読書の目的」や「何を読まないか」を決めることが重要。これもまた「紙の本」や「電子書籍」でも同じことが言えますね。
デメリット③の【解決策】→読書の目的をハッキリさせる
- 一生に読める本の数は限られていることをふまえる。
- 聴く目的や必要としている情報をハッキリとさせる。
- コレと決めたオーディオブック作品を繰り返し聴く。
ご自分の読書の目的に合わせてオーディオブックの作品を選びましょう。個人的には古典作品や名著などの「熟読したい本」を「単品購入」して繰り返し聴くことをおすすめします。
時代の風雪を耐えた作品の思考パターンを脳内にすり込んでいく感じですね。
デメリット④:文字の方が理解しやすい本がある
図解やグラフ数値などのビジュアルデータを取りあっている本はオーディオブックには不向きです。また、イラストありきの絵本や図鑑なども、やはりオーディオブックに向いていないでしょう。
図やグラフを売りにしている作品であれば「目で読む」方が効率的かつ合理的です。オーディオブックの「ながら読書」がオールマイティなわけではありません。
そもそも、読書の目的は自分に必要な知識を吸収すること。
一部のオーディオブック作品にはPDF資料がついいますので活用しましょう。
[st-kaiwa1 r]参考までに、PDF資料の探し方について、スクショ画面でも説明します

Audibleの場合(PDF資料の探し方)
再生画面で上記の画像の[3点マーク]をタップ。
すると、上記画像のような画面になるので[付属資料・PDF]をタップ。
こんな感じで[付属資料・PDF]を見ることができます。
audiobook.jpの場合(PDF資料の探し方)
作品のホーム画面上にある[添付付属資料]をタップ。
すると、上記画像のような画面になるので該当する[図表]をタップ。
こんな感じで[図表]を見ることができます。
デメリット④の【解決策】→本の特長を理解しておく
- 対象作品が「ながら読書」に適しているのか検討する
- PDF資料を活用する。
- 「ながら読書」できなければ「紙の本」や「電子書籍」を選ぶ
これは、デメリットというより本の特長ですよね。すべての本がオーディオブックに向いているわけではありません。本の特長をふまえてオーディオブックを活用しましょう。
デメリット⑤:「紙の本」より1冊あたりの書籍代が高い
オーディオブック1冊あたりの書籍代は、「紙の本」や「電子書籍」よりも高い場合があります。
1冊あたりの価格
・紙の本と電子書籍の相場:1冊あたり、1500〜2000円程度
・オーディオブックの相場:1冊あたり、2000〜3000円程度
たしかに、上記の価格帯をみると、オーディオブックの方が「紙の本」や「電子書籍」よりも「割高」です。

そもそもオーディオブックの価格が「紙の本」と同じである必要はありません。なぜなら、オーディオブックには「ナレーション」という付加価値があるからです。その付加価値があるからこそ「ながら読書」というメリットを享受できます。
「紙の本よりも1冊あたりの書籍代が高い」という視点は「ながら読書」に対する価値観の問題ですね。
とはいえ、本記事の「メリット⑧」でも書いたようにキャンペーンなどを利用することで、オーディオブックの方が「紙の本」「電子書籍」よりも安く購入できる場合もありますよ。これは要チェックです。
デメリット⑤の【解決策】→オーディオブックの価値を考える
- オーディオブックには「ナレーション」の付加価値がある。
- この付加価値が最大のメリットである「ながら読書」を可能にする。
- 【キャンペーン利用で安く購入できる場合もある】
オーディオブックを「割高」だと思う人は、ぜひオーディオブックのメリットである「ながら読書」を無料体験してみてください。また、キャンペーンによっては本を安く購入できるので、チェックしてみましょう。
オーディオブックの無料体験とキャンペーンについて

というわけで、オーディオブックのメリットとデメリットをふまえた上で、ぜひ聴いてほしいオーディオブック10冊をご紹介します。
オーディオブックで聴いてほしいおすすめ本10冊

Audible、audiobook.jp共通のオススメ本10選
FACTFULNESS
「事実に基づく世界の見方」について書かれた本。著者のハンス・ロスリングは公衆衛生学の医師。人間は思い込みによって事実を見誤る生き物だと研究データに基づいて説明します。
本書では人間が本能的に陥りやすい10種類の思い込みを紹介しています。本書を聴くことで、ファクトを見極める習慣がつきます。
サピエンス全史
ホモ・サピエンスとして自分を見つめてみます。あまりのスケールの大きさに自分自身がとても小さな存在に思えてきます。
ただ、自分や他人をホモ・サピエンスという視点でとらえなおすことで、仕事やプライベートで抱えている問題などを、一歩ひいて視点で観察できるようになります。
嫌われる勇気
人間の悩みはすべて対人関係の悩みである、と断言するアドラー心理学。哲学者と青年の対話形式なのでオーディオブックにピッタリです。
困っている人を助けることは悪いことではありません。しかし、恩着せがましく「あなたのためだ」とアドバイスや尻拭いをするのは、自分と他人の双方にとってデメリットです。ぜひ、本書を通して自分と他人の課題を分けるトレーニングを実践してみてください。
Think clearly
「考えるより、行動しよう」「読書の仕方を変えてみよう」など全52章のエッセイでわかりやすく書かれています。日々のメンタル調整方法が道具箱のように用意されています。
やわらかな語り口ですが、その裏側には認知心理学などの学術研究のエビデンスがあります。巻末には研究結果などの注釈があるので深堀りしたい人はそちらもどうぞ。
GIVE &TAKE
ビジネスにおいて人間は、デイカー、マッチャー、ギバーの3種類に分けられます。
もっとも成功するのはギバーです。
テイカーは見返りばかりを求めて行動するため、パフォーマンスが下がります。マッチャーは良くも悪くも現状を変えることはできません。ギバーは自分よりもグループの成功を優先しますが、奉仕だけでは消耗します。
ギバーはどうすれば良いのか。重要なのは、ギバーがグループの成功に自分の成功があると心から思えるか。本書はそんな成功エピソードが検証結果と共に紹介します。
知識を操る超読書術
本書に「魔法の速読術」は書かれていません。再現性の高い科学的な読書方法がシンプルに紹介されています。大切なのはこのような読書術を愚直に実践できるかどうかです。
感情のままに読むのではなく、本書が紹介している再現性の高い読書ルールを実践してみましょう。その効果に驚きますよ。
LIFE SPAN
老化は病気と考えるラディカルな発想。本書は老化の仕組みを遺伝子レベルにまで深堀りした研究レポートです。
本書は最先端の遺伝子学的な老化研究レポートですが「ちょっとしたストレスが長生きの秘訣です」という感じで分かりやすく書かれています。
イシューからはじめよ
イシューとは「2つ以上の集団間で決着のついていないグレーな問題」。本当に価値のある仕事をするためには「イシュー」を見極める必要があります。
「根性に逃げずに考えよう」と著者は語ります。本書では「イシュー」を見極め、それを解決するための思考方法がていねいに書かれています。
哲学と宗教全史
本書はリベラルアーツ本の最高峰。リベラルアーツとは自然科学と人文科学の知を統合した教養学問です。いま、ビジネスでも注目されている知性です。
仕事やプライベート、人生の大きなフェーズで迷ったとき単なるハウツーではなく、リベラルアーツ的な視点をもつことで新たな突破口が見出せるはず。
わたしを離さないで
著者はノーベル文学賞受賞者。クローン人間について書かれたSF作品です。SF小説ですが技術的には達成可能な世界…。
もっとも、このSF世界が実現するかどうかに価値はありません。人知をこえたテクノロジーを前にしたとき、生身の人間が抱く感情を描いていること、に価値があります。
個人的には「紙の本」で読んだときより、オーディオブックで聴いたときの方が感情を揺さぶられました(電車内で泣きそうになった)。
以上、ぜひ聴いてほしいオーディオブック作品10冊でした。
他にもオーディオブックの作品はたくさんあります。ぜひ、各アプリ内の[検索バー]にキーワードを入力して、あなたにとってのお気に入りの1冊を見つけてください。
まとめ
この記事では、“本の朗読を聴くサービス”オーディオブックのメリットとデメリットについて解説しました。
メリットとデメリットのおさらいです。
オーディオブックのメリット8つ
- メリット①:スキマ時間を有効活用できる
- メリット②:読書しても目が疲れない
- メリット③:読書のハードルが下がる
- メリット④:3倍速で読書効率がアップする
- メリット⑤:速聴で脳が活性化される
- メリット⑥:かさばらないので持ち運びに便利
- メリット⑦:アプリ操作でサクサク聴ける
- メリット⑧:おトクに購入できる場合がある
オーディオブックのデメリット5つ
- デメリット①:「飛ばし読み」ができない
- デメリット②:「ふせん」が貼れない・「メモ」を書き込めない
- デメリット③:コンテンツ数が少ない
- デメリット④:文字の方が理解しやすい本がある
- デメリット⑤:「紙の本」よりも1冊あたりの書籍代が高い(と感じる)
デメリットの【解決策】
- デメリット①:「飛ばし読み」ができない
- →【解決策】目次をチェックする
- デメリット②:「ふせん」が貼れない・「メモ」を書き込めない
- →【解決策】ふせん機能を使う、メモを残す
- デメリット③:コンテンツ数が少ない
- → 【解決策】読書の目的をハッキリさせる
- デメリット④:文字の方が理解しやすい本がある
- → 【解決策】本の特長を理解しておく
- デメリット⑤:「紙の本」よりも1冊あたりの書籍代が高い(と感じる)
- → 【解決策】オーディオブックの価値を考える
でしたね。
オーディオブックには、たくさんのメリットがあります。
もちろん、デメリットもあります。でも、そんなデメリットにも解決策はありますし、単純にメリットだけでも十分に使えるサービスです。初心者の方、読書が苦手な人にこそオーディオブックを利用してもらいたいな、と思います。
オーディオブックの「ながら読書」を体験すると、読書の常識が変わりますから。

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【脳科学】オーディオブック5つの効果を解説【読書効率アップ】
続きを見る
ぜひ、Audible(オーディブル)、audiobook.jp(オーディオブック・ドット・ジェイピー)のどちらかで、無料体験をどうぞ。
おすすめのオーディオブックサービス2社
Audible
audiobook.jp
ちなみに、Audibleとaudiobook.jpの各サービスの違いを知りたい方は、下記の記事もごらんください。
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【2022年比較】Audibleとaudiobook.jpおすすめはどっち?
