
上記のような質問に答えます。

この記事の内容
- NFTとは何か?
- NFT初心者向けのおすすめ本8冊【無料あり】+【動画教材】
- 本を読んだらNFT購入にチャレンジ【NFTの買い方】
- まとめ
この記事を読むことで「NFTとは何か」をふまえ、初心者向けのNFTおすすめ本8冊が分かります。無料対象のオーディオブックやKindle電子書籍あり。さらに、イケハヤ氏の動画教材もご紹介。
で、おすすめ本を読んでNFTの全体像がつかめたら、ぜひNFTの購入にチャレンジしましょう。購入方法もバッチリ解説しています。
NFTを理解するためには下記の2ステップをふめばオッケー。
NFTを理解するための2ステップ
・ステップ1:【理論】NFTに関する本を読む
・ステップ2:【実践】NFTを実際に購入する
結論から言うと【理論】と【実践】の両方が大事。
中には【実践】さえすればオッケーでしょ、という考え方もあるかと思います。
ただ、新しい分野を学習する場合は業界内の基本的な知識を事前に書籍からインプットしておくのが効率的。

前置きはいいから初心者向けのNFT本を早く知りたい、という人は下記のタイトルをクリックして下さい。
NFT初心者向けのおすすめ本8冊→ 【本紹介の目次】へジャンプ
・① NFTの教科書
・② 億り人が徹底解説!初心者向けNFTの入門書
・【動画教材】NFTで稼ぐ方法を解説
・③ NFTビジネス見るだけノート
・④ だれにでもわかる NFTの解説書
・⑤ 60分でわかる!NFTビジネス超入門
・⑥ 図解ポケット デジタル資産投資 NFTがよくわかる本
・⑦ NFT完全初心者への徹底解説
・⑧ NFT徹底解説:基礎から学ぶ非代替性トークン
私自身、初めてNFTを購入したのは2022年5月。ちなみに、購入時の価格は1体5千円程でしたが、現在は1体20万円近くまで価格が上昇しています。
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【感想】初めてのNFTとしてクリプト忍者パートナーズを買ってみた
続きを見る
たしかに、かなりレアな高騰ぶりですが、NFTの購入前に書籍から情報収集していたので「全然あり得る状況だよね」と少し冷静に見ています(とはいえ、すごい価格上昇ですけどね…)。
もっとも、NFTには投機目的以外にも革新的な価値があります。
なかなか言語することは難しいのですが、NFTには会員証的なユーティリティ性やコミュニティ機能があります。私自身、NFTを保有して楽しさを実感中。
本記事で紹介するおすすめ本には、そんなNFTの本質的な価値についても書かれています。
イメージとしては…
・NFTに関する本を読むこと:旅行ガイド本を読むこと
・NFTを実際に購入すること:旅行を実際に楽しむこと
という感じ。
まあ、NFTに限らず新しいテクノロジーや業界について学習する場合、基本書2〜3冊をチェックすることで、理解がグッと深まります。
今年に入ってからも新しいNFT本が続々と発行されていますが基本的な部分に大きな変わりはありません。部分的な知識変更があれば、その都度、アップデートすればオッケーです。

というのも、NFT本を読んでも実際にNFTを購入している人の数はかなり少ないこと。
たとえば『NFTの教科書』というNFTの入門書は約3万部ほど売れているそうですが、日本人でNFTウォレットを作っている人数は1万人程度という状況(2021年9月時点)。
参加人数が増えないと市場が盛り上がらず出来ることも限られます。スマホが普及しなくてアプリが使えないようなものです。
でも、この状況はぶっちゃけチャンスにもなります。遅かれ早かれ、NFTはかつてのインターネットのように私たちの生活を変えます。
なので、日本に本格的なNFTブームが来る前に本を読んで基礎知識を固め、暗号資産取引所の口座を開いたり、実際にNFTを購入するなど「具体的な行動」をとっておくことで先行者優位が取れるでしょう。
というわけで、この記事では「NFTとは何か」をサクッと紹介した上で、初心者向けのおすすめ本8冊をご紹介します。さらに、本を読んだら実際にNFTの購入にチャレンジしてみましょう。
NFTの買い方は、下記の記事でも紹介していますので、興味があればぜひともご覧ください。
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【OpenSea】NFT作品の買い方を4ステップで解説【初心者向け】
続きを見る
前置きがちょっと長くなってすみませんが、何はともあれ、本記事を通して「NFTとは何か」をイメージしていただければ幸いです。
それでは、いってみましょう。
NFTとは何か?
NFTとは一言でいうと、
希少価値の付いたデジタルデータ
です。
もう少し具体的に言うと、NFTはインターネット上にあるブロックチェーンという技術を利用することで画像などのデジタルデータにシリアルナンバーを付けることができます。
そして、このシリアルナンバーは「絶対」に改ざん出来ません。そこに価値があります。
ちなみに、NFTは『Non-Fungible Token(ノン・ファンジブル・トークン)』の略。直訳すると『非代替性トークン』。直訳すると、ちょっと意味不明‥。
で、意訳するなら『世界にひとつだけのデジタルデータ』という感じ。
つまり、NFTは、画像や文章など従来ならコピペ可能なデジタルデータに対して「世界にひとつだけ」という希少性や絶対的な価値を付けることができます。
この希少性をリアル世界の具体例で考えてみましょう。
レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』
たとえば、レオナルド・ダ・ヴィンチの作品『モナ・リザ』の場合。
・モナリザの原画:「本物」は世界中に1枚しかない。
・モナリザの複製:「複製」は世界中に無数存在する。
原画が「本物」であることは、鑑定証などの記録や保管状態など複数項目をチェックされることで証明可能。また、フランスのルーブル美術館に足を運んで実際に飾っているモナリザを目にして「本物だ」と体験的にも理解できるでしょう。
ただし、鑑定者が素人の場合、パッと見では「本物」でるかどうかは分かりません。「本物」と区別がつかなくらい精巧に描かれた複製画もありますからね…。
という感じで、リアル世界にある特定のモノを「本物」だと証明するのは、時間的にも空間的にも、けっこうコストがかかりますよね。
では、デジタル世界のNFTの場合はどうか。
海外のNFTブームの火付け役として下記の3つが有名です。
・ビープルの作品
・ジャック・ドーシーの初Twitter画像
・クリプト・パンクスののドット絵画像
オークションで高額落札されたビープルの作品(75億円)、Twitter創業者ジャック・ドーシーの初Tweet画像(3億円)、1万点限定のNFTのピクセルアート画像のクリプト・パンクス(1点が1千万円以上の価格)。

ビープルの作品
画像・情報参照:https://forbesjapan.com/
・ビープルのオリジナルNFT画像は、世界に1点だけ
・ビープルのコピペしたNFT画像は、無数にコピペ
同じデザインのJPEG画像はいくらでもコピペできるけれども…
「本物」であることはブロックチェーンをみれば一瞬で証明できる。絶対に改ざんできないシリアルナンバーがデジタル上に刻まれているから。
ジャック・ドーシーの初Twitter画像
画像・情報参照:https://www.itmedia.co.jp/news/
・ジャックドーシーの初TweetのオリジナルNFTデータは、世界に1点だけ
・ジャックドーシーの初TweetをコピペしたNFTデータは、無数に発行可能
同じデザインのJPEG画像はいくらでもコピペできるけれども…
「本物」であることは、ブロックチェーンをみれば一瞬で証明できる。絶対に改ざんできないシリアルナンバーがデジタル上に刻まれているから。
このTweet画像の希少性は「Twitterの創業者の初ツイート」であることなのですが、それが本当に唯一無二なものなのかがシリアルナンバーによって証明されます。
クリプト・パンクスのドット絵画像
・クリプトパンクスのオリジナルNFT画像は、世界に10,000点だけ
・クリプトパンクスのコピペしたNFT画像は、無数に発行可能。
同じデザインのJPEG画像は、いくらでもコピペできるけれども…
「本物」であることは、ブロックチェーンをみれば一瞬で証明できる。絶対に改ざんできないシリアルナンバーがデジタル上に刻まれているから。
くわしい説明は省きますが、イーサリアムというブロックチェーン上のデータは「絶対に」改ざんできません。
それぞれのNFTには「トークンID」というシリアル番号が付与されます。この技術によって「コピペ可能なデータ」を「世界に1点だけのデータ」に変えることができます。
なので、これからの時代、ブロックチェーン技術の理解や信頼性が高まればNFTの技術的な価値も高くなるでしょう。
実際、リアル世界でも同じ。
ゴールドやダイヤモンドの価値は「鉱物としての輝き」以上に「数に限りがある」という希少性にあります。
この希少性や絶対的な価値を証明できるのがNFT技術の核心的な部分です。
繰り返しになりますが、
NFTとは希少価値の付いたデジタルデータ
です。
で、NFTのような新しいジャンルを学ぶ場合、本を読んで実践するのが一番です。ググるのもアリですが基礎知識を得る場合、体系的な情報が書かれた本の方がコスパ良いですから。

まずは、NFT初心者向けのおすすめ本をサクッと読んで、NFTの基礎知識を脳内にインストールしちゃいましょう。
NFT初心者におすすめ本8選【無料あり】【動画教材】
NFT初心者向けのおすすめ本8冊
・① NFTの教科書
・② 億り人が徹底解説!初心者向けNFTの入門書
・【動画教材】『NFTで稼ぐ方法を解説』
・③ NFTビジネス見るだけノート
・④ だれにでもわかる NFTの解説書
・⑤ 60分でわかる!NFTビジネス超入門
・⑥ 図解ポケット デジタル資産投資 NFTがよくわかる本
・⑦ NFT完全初心者への徹底解説
・⑧ NFT徹底解説:基礎から学ぶ非代替性トークン
ぶっちゃけ、全部読む必要はありません。2〜3冊読めば十分。
ご自分にとって読みやすそうな本を選んで下さい。
個人的には『NFTの教科書』で体系的に知識を学びつつ、それ他の本や情報で『NFTの教科書』から抜け落ちている情報を補完しているイメージです。
基本知識をおさえておくことで、TwitterやDiscordなどのSNS、Voicyなどの音声メディアから発信されるトレンド情報をストレスなくインプットできます。
特に、NFTの情報アップデートの速度はメチャクチャ速いので、基本をしっかりおさえておきましょう。
① NFTの教科書
・著者:天羽健介、増田雅史
・出版年:2021年10月
・381ページ
・Kindle電子書籍:○
・オーディブル:○ 聴き放題対象作品【30日間無料】
・ツイート、VRアート、ゲーム内コンテンツなど、なぜか、デジタルデータが資産となり、取り引きされるようになったのか。
・アート、国内ゲーム、メタバース、スポーツ、トレーディングカード、ファッション、音楽、テクノロジー、法律、会計。 (Non-Fungible Token=ノン・ファンジブル・トークン)の各ジャンルで活躍する28人の執筆者が最前線を解説。
・会計・税務上の取扱いなどの制度面に至るまでを幅広くカバーした総合的なテキストブック!引用:Amazon
本書は、私がNFTの入門書として初めて購入したものです。体系的にまとまっているので教養本としてもおすすめ。
本書の個人的感想は情報整理&アウトプット目的で下記記事にまとめています。もし良ければご覧ください。
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【初心者向け】『NFTの教科書』の内容と感想をわかりやすく紹介
続きを見る
しかも、本書のオーディオブック版だと30日間無料で楽しむことができます。
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【無料体験】Audible(オーディブル)聴き放題プランを解説
続きを見る

② 億り人が徹底解説!初心者向けNFTの入門書
・著者;イケダハヤト
・出版年:2021年11月
・58ページ
・Kindle電子書籍:○ Kindle unlimited→【無料】
説明不要のインフルエンサー、イケダハヤト氏のNFT解説本。
ぶっちゃけ、個人的にはイケハヤ氏の活動を追っていなければ、現時点でNFTを購入することはなかったと思います。
本書には、NFTに関する基本的な情報が過不足なくまとめられていて、イケハヤ氏自身もNFTコレクションを運営されているので説得力が違います。
【動画教材】『NFTで稼ぐ方法を解説』イケハヤ著
・著者:イケダハヤト
・出版年:2022年8月
・テキスト+動画
・販売所:Brain(知識共有プラットフォーム)
さらに、イケハヤ氏は上記のKindle本に加えて実践的なNFT解説本『NFTで稼ぐ方法を解説』も販売されています(2022年8月)。
…すみません、煽るわけではないのです、NFT初心者がお金を払うのであれば『NFTで稼ぐ方法を解説』は読まないと損なレベルです。
なお、この本はKindleではなくBrain(知識共有プラットフォーム)という情報商材サイトで取り扱っています。
現在の販売価格は動画講義(40分×2本)が追加されて1480円。
イケハヤ氏レベルの情報商材としては格安。マジで「1桁間違えてませんか?」というレベルです。イケハヤ氏ご自身も「とにかく1人でも多くNFTの世界に来てほしい」という想いから、このような価格設定にしたご様子。

クリプト忍者
なお、イケハヤ氏が運営しているNFTコレクションは【CryptoNinja(クリプト忍者)】というキャラクター作品です。
CryptoNinjaは日本発のNFTコレクションで、主な特徴は二次創作(ファンアート)でのマネタイズもOKというところ。
クリエイターによるイラストやアバターのNFT販売、マンガ、ボクセルアート、音楽制作などの創作活動が盛り上がっているほか、企業によるゲーム制作、アニメPV制作プロジェクトも進んでいます。
また、【Ninja DAO】というDiscordアプリの公式コミュニティでは、CryptoNinjaを中心としたファンアートやイベントがすさまじい勢いで展開しています、

③ NFTビジネス見るだけノート
・著者:増田雅史
・出版年:2022年3月
・224ページ
・Kindle電子書籍:○
・大注目の「NFT(ノン・ファンジブル・トークン)」が、累計100万部突破の大人気シリーズ「見るだけノート」に登場!
・NFTって話題だけどぶっちゃけ何?なぜ世界中で注目されているの? どうやって始めたらいい?など、知識ゼロからNFTビジネスで成功するための最新戦略をイラストでやさしく紹介引用:Amazon
本書の監修者ですが、実は『NFTの教科書』と同じ人。なので、内容に関しては質量共に申し分ありません。
1キーワードごとに見開き1ページに分かりやすくまとまっているので、用語の理解が『NFTの教科書』よりも視覚的にイメージしやすいです。
メタマスク(ブロックチェーン上のお財布)やOpenSea(NFTが売っている場所)などについても、図解たっぷりの解説。
④ だれにでもわかる NFTの解説書
・著者:足立明徳
・出版年:2021年11月
・208ページ
・Kindle電子書籍:○
・2021年3月のオークションでNFTアート作品が75億円で落札されるなど、今、アート業界を震撼させているNFT。
・さらに、最初のツイートが3億円、セクシー女優の写真売上が1億6600万円、小学生の夏休み自由研究に380万円など、今、NFTに関するニュースは絶えることがありません。
・NFTとは「Non-Fungible Token(非代替性トークン)」の略で、ブロックチェーン技術を利用することにより、コピーが可能なデジタルデータに対してオリジナルの資産としての価値を証明するもの。
・本書では、 NFTのそもそもの、成り立ちからそれを可能にする技術、そして5GやIoTを絡めた未来の可能性まで、合理的に合理化する解説します。引用:Amazon
NFTの基礎から、NFTの技術がもつ可能性までを網羅的にまとめられています。
⑤ 60分でわかる!NFTビジネス超入門
・著者:森川ミユキ
・出版年:2022年4月
・144ページ
・Kindle電子書籍:○
・デジタル市場に新しいビジョン・価値を生み出す!
・コピーが容易なデジタルデータに対し、唯一無二な資産的価値を付与し、新たなビジネス市場を生み出す技術として注目を浴びている「NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)」。
・本書では、入門者向けに、ゲーム、エンターテインメント、アート、スポーツ、ファッション分野などで広がるNFTの市場とその将来性を、ブロックチェーンの技術解説などもまじえ、わかりやすく紐解いていく。
・ブロックチェーンの世界の動きは想像以上に速く、特にNFTをとりまくビジネス環境は、ここにきて急激に注目を浴びており、さまざまな企業が参入を表明している。
・またメタバース(仮想空間)を舞台に、リアル経済とは別の新経済圏を確立しようともしている。
・こうした新しい動きとともに、身近にある事例なども紹介しながら、出品者・購入者・ビジネスプレーヤーとして、いかにNFTと付き合っていくかのヒントを提供していく。(こんな方におすすめ)
・NFTに関心のある個人
・NFTビジネスに参入を考える企業や関連する事業に携わるビジネスパーソン一般引用:Amazon
時間のない人にとって最適の書籍。
150ページ程度にコンパクトにまとめいるのでサックとNFTの概要が学べます。
発行年月日も比較的最近(2022年4月)なので、この本を軸にして知識の幅を広めていくのも効果的だと思います。
⑥ 図解ポケット デジタル資産投資 NFTがよくわかる本
・著者:松村雄太
・出版年:2022年2月
・170ページ
・Kindle電子書籍:○
・基礎知識や全体像がよくわかる
・NFT市場の最新動向がつかめる!
・NFT投資がいますぐはじめられる!
・自分の作品をいますぐ出品できる!
・知識0から少額投資で稼ぎたい人必見!引用:本書カバー帯
・NFTは、Non-Fungible Tokenの略で、最近はメディアで盛んに取り上げられています。
・NFTは、まだまだ黎明期ですがLINEなどの大手ネット起業がNFTの導入を開始・予定しています。
・本書は、NFTの仕組みや少額投資で稼ぐ方法などをざっくりわかりやすく解説したポケットサイズの入門書です。
・基礎知識から、市場の最新動向、話題のNFTアート、NFT取引の手順、自分の作品をNFTに出品する方法までわかります!
引用:出版社のサンプル画像文章
入門書ながら投資的な側面についても書かれた本。
『 60分でわかる!NFTビジネス超入門』と同様、2022年以降に発売された書籍なので情報がより整理されています。
分からない用語などが出てきたとき「サっと調べられる」ので手元に置いておくのもアリですね。
⑦ NFT完全初心者への徹底解説
・著者:白辺陽
・出版年:2021年5月
・139ページ
・Kindle電子書籍のみ:○ Kindle unlimited→【無料】
・NFTのデジタルアートが75億円で売れたらしい!?NFTという謎の技術について驚きを持たれた方は多いでしょう。
・一言で表すと、NFTとは「取引履歴を保証するデジタル技術」です。誰でもコピーできるデジタル絵画であっても、作者本人が「世界にただ1つ」だけ作成したNFTアートということで、75億円もの価値がついたのです。
・この本では、NFTという言葉に興味を持ったけど、それがどういうものなのか知りたいという方々に向けて、歴史、事例、技術、実際の手順、今後の課題等を、できるだけ分かりやすくまとめました。
・2021年の初めからNFTの認知度が急速に高まり、NFTアート等に対して投機的で過剰な期待が寄せられているようにも見えます。
・「儲かる」、「早くやらないと損」といった誘い文句に踊らされて、出品や購入のために少なからずの金額を使ってしまう前に、まずはNFTというものの実態について正しくご認識いただければ幸いです。※初版ではNFTのことを「所有権と取引履歴を保証するデジタル技術」と記載していましたが、法的な意味での所有権を持つという表現はふさわしくなかったため、「取引履歴を保証するデジタル技術」へ修正しました。(2021年10月)
引用:Amazon
「儲かる」「早くやらないと損」という煽りに踊らされないように…!
本書はNFTを正しく理解することを目的にしています。
Kindle版のみなので、修正点があれば随時修正されるのも嬉しいところ。
⑧ NFT徹底解説:基礎から学ぶ非代替性トークン
・著者:森田清仁
・出版年:2021年9月
・369ページ
・Kindle電子書籍:○ Kindle unlimited→【無料】
・デジタルアート作品がオークションで75億円で落札されたり、Twitter創業者の最初のツイートが3億円で取引されたりと、2021年になってから高額売買で話題沸騰中のNFT。しかし実際にNFT作品を自分で出品し販売したり、購入する手続きに関しては仮想通貨初心者にはかなりのハードルが高いのも実情です。
・そもそもNFT以前にビットコインやイーサリアムを購入したことが無いかたもいらっしゃいます。さらにメタマスクのような分散型ウォレットを使用したことが無いかたも多いかと思います。これらはNFTのマーケットプレイスにてNFTアイテムの売買をする際に必ず初心者が直面するハードルなのです。
・本書ではこのような主に仮想通貨初心者の方々向けにNFT作品の売買を目標にしつつも、仮想通貨やブロックチェーンの基礎的知識やウォレットの接続方法など、NFTアイテムの売買以前に必ず知っておくべき知識も網羅しています。仮想通貨のより深い理解や、NFTの市場動向、売上の高いNFTジャンルの考察なども含めて、一通りの知識の整理をしたい方にもおすすめです。
・またNFTの売買取引は、筆者自ら2つのマーケットプレイスのアカウント開設を行い、2つのウォレットを準備して実際にイーサリアムを入金し、NFTの販売側、購入側の両方を実践し、取引の細かい事柄までもれなく解説しました。
・知らなかったでは済まされない世界が仮想通貨には多々あります。大事な資産を守るためにも理論武装は大事です。本書がその参考書になれば幸いです。引用:Amazon
本書は、NFT初心者が作品を売買することを目標に書かれています。
ただし、手順に沿って機械的にNFTを購入するのではなく、暗号資産やブロックチェーンの基礎的知識、ウォレットの接続方法など、NFT作品を購入する前に知っておくべき知識についても解説しています。
なので、暗号資産への深い理解、NFT市場の動向、売上の高いNFTジャンルの考察などもふくもて網羅的に知識が整理できます。

続きましては、NFT購入の方法について解説しますね。
本を読んだら、ぜひとも実際にNFTを購入してみましょう。知識が血肉化されるので。
というか、NFTの楽しさが体験的に理解できますよ。
それでは、どうぞ。
本を読んだらNFT購入にチャレンジ【NFTの買い方】
ここからは、NFTの本を読んである程度の「基礎知識」をふまえたことを前提にNFTの購入方法について解説します
「基礎知識」の幅は広いので、なんとも言えない部分はありますが、本記事の前半で書かれていることが理解できれば良いかと。個人的な経験で言えば、やはり、イケハヤ氏の『億り人が徹底解説!初心者向けNFTの入門書』を読んでもらえると間違いないです。
まあ、NFTの勉強にはキリがないです。知識をつめこんで終わり、だと意味ないんで。
なので「何が分からないか」をふまえて実践することが大事です。

NFTを買うまでの6つの手順
・手順①:暗号資産取引所の口座開設
・手順②:ウォレットの作成
・手順③:OpenSeaのアカウント登録
・手順④:暗号資産を購入
・手順⑤:ウォレットへ送金
・手順⑥:NFTを買う
手順①〜⑥と6ステップもあるのでなんだか大変そうに見えるかもですが、一度やってしまえば後は大丈夫。
クレジットカードを作ったり、ネットショッピングを行うくらいの作業量で大丈夫。
和自身、最初は「金融」「投資」の知識もないまったくの初心者でしたが、上記のステップを踏むことで、暗号資産取引所の口座を開設してNFTを購入することができましたよ。
口座開設からNFT購入までの手順は初心者向けに下記のブログ記事にまとめています。超初心者であった過去の自分でも分かるようにスクショ画像たっぷりで解説してます。参考にしてもらえれば嬉しいです。
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【初心者向け】NFT作品の買い方を画像たっぷりの4ステップで解説
続きを見る
ゼロからNFT購入までにかかる作業時間は、半日あれば十分です。
もっとも『暗号資産取引所の口座開設』から『NFTを買う』まで作業はは小分けにできます。
なので、半日のまとめて時間を取るのが難かしい場合、各工程を1日30分程度に分けて2〜3日ほどで行うのも良いかと。
私自身もそうでしたが、子育てや仕事で忙しい人も「細切れの時間」を活用すれば大丈夫。
まとめ
本記事の内容は、
・NFTとは何か?
・NFT初心者向けのおすすめ本8冊
・本を読んだらNFT購入にチャレンジ
でしたね。
NFTとは何か?
という質問に対して、一言で答えるなら、
希少価値の付いたデジタルデータ
です。
なぜなら、NFTはインターネット上にあるブロックチェーンという技術を利用することで画像などのデジタルデータにシリアルナンバーを付けることができるから。そして、このシリアルナンバーは「絶対」に改ざん出来ません。
『世界にひとつだけのデジタルデータ』
つまり、NFTは画像や文章など従来ならコピペ可能なデジタルデータに対して「世界にひとつだけ」という希少性や絶対的な価値を付けることができます。
このロジックを理解するにはNFTを体系的に学ぶのが有効。その基本知識を学ぶ手段としては「ググる」よりも「書籍」がおすすめ。
というわけで、本記事ではNFT初心者向けのおすすめ本を下記のとおりご紹介。
NFT初心者向けのおすすめ本8冊
・① NFTの教科書
・② 億り人が徹底解説!初心者向けNFTの入門書
・【動画教材】NFTで稼ぐ方法を解説
・③ NFTビジネス見るだけノート
・④ だれにでもわかる NFTの解説書
・⑤ 60分でわかる!NFTビジネス超入門
・⑥ 図解ポケット デジタル資産投資 NFTがよくわかる本
・⑦ NFT完全初心者への徹底解説
・⑧ NFT徹底解説:基礎から学ぶ非代替性トークン
ぶっちゃけ、全部読む必要はありません。2〜3冊読めば十分だと思っています。
私の学習体験談としては『NFTの教科書』『億り人が徹底解説!初心者向けNFTの入門書』で基本的な知識を学び、NFTを購入しました。さらに、イケハヤ氏の実践的なNFT解説本『NFTで稼ぐ方法を解説(動画講義付)』を購入(破格!)して、知識をブラッシュアップしています。
もちろん、それ以外の本もNFTの基本情報が網羅的に書かれているので「試し読み」や「目次」でも内容をチェックして、よりご自分にあったNFT入門書を手に入れ下さい。
書籍を通してNFTに関する正しい基礎知識を手に入れたら、あとは実践あるのみ。
本を読んだらNFTの購入にチャレンジ
NFTを買うまでの6つの手順
・手順①:暗号資産取引所の口座開設
・手順②:ウォレットの作成
・手順③:OpenSeaのアカウント登録
・手順④:暗号資産を購入
・手順⑤:ウォレットへ送金
・手順⑥:NFTを買う
NFTに限らず初めての作業は人間にとってストレスになります。
特にNFTを購入する場合、知識の基本ベースが「英語」ですし、今まで聞いたことの無い専門用語を理解しながらすすんでいく必要があるので。
でも、大丈夫です。
下記のブログ記事を読んでいただければ、マルっと手続き可能です。
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【初心者向け】NFT作品の買い方を画像たっぷりの4ステップで解説
続きを見る
超初心者であった過去の自分でも分かるようにスクショ画像たっぷりで解説しているので、参考にしてもらえれば幸いです。
実は、慣れないだけで『暗号資産取引所の口座開設』や『NFTの購入』などの作業そのものは『クレジットカードの作成』や『ネットショッピング』をする程度のもの。
ぜひとも、本記事を通して「NFTとは何か」をふまえ、NFTの購入にチャレンジしましょう。
以上、初心者向けのNFTおすすめ本8冊でした。
